プルシャンブルー(その他表記)Prussian blue

翻訳|Prussian blue

デジタル大辞泉 「プルシャンブルー」の意味・読み・例文・類語

プルシャン‐ブルー(Prussian blue)

プルシアンブルー

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精選版 日本国語大辞典 「プルシャンブルー」の意味・読み・例文・類語

プルシャン‐ブルー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Prussian blueプロシャの青」の意 ) 顔料・絵具名。フェロシアン化鉄あるいはそれに近い化合物からなる濃青色の人工顔料。人工顔料としては最も早く、八世紀にドイツで発明された。紺青ベルリン青ベレンス
    1. [初出の実例]「普魯西(プルシャン)ブリューでは無論なしコバルトでも濃い過ぎるし、こんな空色は書き難(に)くい」(出典小春(1900)〈国木田独歩〉五)

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色名がわかる辞典 「プルシャンブルー」の解説

プルシャンブルー【Prussian blue】

色名の一つ。プルシアンブルーとも表記する。JISの色彩規格では「暗いみの」としている。一般に、フェロシアン化鉄を主な成分とする顔料のような濃い青色をさす。1704年にドイツ(プロイセン)とフランスで同時に発見されたため、ベルリンブルー、パリスブルーの別名がある。またフランスの発見者の名をつけたミロリブルー、成分の鉄に由来するアイアンブルーの名もある。主に絵の具の色名として広く使われ、を混ぜるとみを帯びた青になる特徴をもつ。和名紺青こんじょうが近い色をしており、天然顔料は岩群青いわぐんじょうだが、人工顔料を用いた場合はプルシャンブルーと主成分が同じ。

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