旺文社世界史事典 三訂版 「ヘブライ王国」の解説
ヘブライ王国
ヘブライおうこく
Hebrai
パレスチナに定着したヘブライ人はサウルを王として前11世紀末に王国を建てた。第2代ダヴィデのときイェルサレムに都し,国力は大いに伸張した。その子ソロモンのときにヤハウェ神殿が建設され,エジプト・フェニキアと交通して「ソロモンの栄華」の最盛期を現出したが,重税と土木工事で人民を苦しめ,王の死後,北のイスラエル王国,南のユダ王国に分裂した。
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