20世紀西洋人名事典 「ヘルマンレンツ」の解説
ヘルマン レンツ
Hermann Lenz
1913 -
ドイツの小説家。
シュトゥットガルト生まれ。
第二次世界大戦末期アメリカ軍の捕虜となり、1946年故郷シュトゥットガルトに帰国。最初の短編は「静かな夜」で19世紀末のウィーンを舞台としたもの。目だたない作品で、70年代にハントケの推奨を受けてから遅い名声を得る。’78年にビュヒナー賞を受賞する。その他に「ロシアの虹」(’59年)、「鏡の小屋」(’62年)、「生きのびることと生きることの日記」(’78年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報