20世紀西洋人名事典 「ベニーグリーン」の解説
ベニー グリーン
Bennie Green
1923.4.16 - 1977.3.23
米国のトロンボーン奏者。
イリノイ州シカゴ生まれ。
1942年パーカー‐ガレスビーが加入していた時期のアール・ハインズ楽団に参加する。’48年チャーリー・ベンチェラのバッブ・トゥ・ザ・ピープルに加入し、注目を浴びる。’50年ソニー・スティットのジーン・アモンズのチームに入り、’50年代半ばから自分のグループを率いる。一時期活動を中止するが’68年に活動を再開し、ラスベガスのホテルやデュークエリントン楽団を中心に活動。代表的な作品に「ソウル・スターリン」「ソウルフル・トロンボーン」等がある。
ベニー グリーン
Benny Green
1963.4.4 -
米国のピアノ奏者。
ニューヨーク生まれ。
1980年代の前半からニューヨークで活動し、’85年頃から「ブルーノート」の深夜のジャムセッションのリーダーに選ばれる。’87年アート・ブレイキーと共にジャズ・メッセンジャーズに参加し、その名が世間に広まる。同年よりベティ・カーターの伴奏者も務める。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報