ベニースエイフ(その他表記)Banī Suwayf

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベニースエイフ」の意味・わかりやすい解説

ベニースエイフ
Banī Suwayf

エジプト中部,カイロの南 110km,ナイル川に沿って切り開かれた渓谷にある町。ベニースエイフ県の県都。渓谷の幅はベニースエイフのところで 24kmに達する。イブラーヒーミーヤ運河とバフルユースフ運河で灌漑された農地から収穫される農産物 (綿花小麦,トウモロコシ) の集散地で,製糖綿紡績など農産加工工業が盛ん。付近ではアラバスターが切出される。町の西方 16kmに,第 22王朝時代の中部エジプトの首都ヘラクレオポリスの遺跡がある。人口 15万 1813 (1986推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む