デジタル大辞泉 「ベリキエルーキ」の意味・読み・例文・類語 ベリキエ‐ルーキ(Velikie Luki/Великие Луки) ロシア連邦北西部、プスコフ州の都市。ロバチ川沿いに位置し、ベラルーシとの国境に近い。13世紀にノブゴロド公国のクレムリン(城塞)が築かれ、15世紀にモスクワ大公国に併合。20世紀初頭に鉄道が開通し、工業都市として発展した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベリキエルーキ」の意味・わかりやすい解説 ベリキエ・ルーキべりきえるーきВеликие Луки/Velikie Luki ロシア連邦北西部、プスコフ州の工業都市、交通中心地。人口11万7100(1999)。1166年に記録に現れ、商業・軍事拠点であった。ロシア革命(1917)後工業が発展し始め、機関車、鉄道車両修理、ラジオ、電気器具、亜麻(あま)加工などの工業が立地した。農業大学、郷土博物館がある。鉄道の分岐点。[中村泰三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例