現代外国人名録2016 「ベルトランド・ビリー」の解説
ベルトラン ド・ビリー
Bertrand De Billy
- 職業・肩書
- 指揮者 元ウィーン放送交響楽団音楽監督・首席指揮者
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1965年
- 出生地
- パリ
- 学歴
- パリ音楽院卒
- 経歴
- パリ音楽院ではバイオリンとビオラを学び、オーケストラ奏者として活動を開始。その後、コロンヌ管弦楽団時代にデルヴォーの助手を務めたのがきっかけとなり、指揮者に転向する。1993〜95年デッサウのアンハルト劇場の指揮者を務め、’94年ウィーン・フォルクスオーパーの「カルメン」新演出で成功を収める。’96〜98年同劇場第1指揮者。この間、ウィーン、ベルリン、ロンドン、ブリュッセルの歌劇場への客演で好評を得、’97年にはメトロポリタン歌劇場にデビューし、以後定期的に客演を重ねる。’99年〜2004年バルセロナのリセウ歌劇場首席指揮者、2002〜2010年ウィーン放送交響楽団音楽監督兼首席指揮者。以降、毎年ザルツブルク音楽祭に出演。ウィーン放送交響楽団と多くのCD録音をしており、モーツァルト・オペラ、ラベルやガーシュインのピアノ協奏曲、べートーベンの交響曲などがある。現代作曲家の初演を数多く行い、古典派、ロマン派音楽と共に20世紀の音楽を重視し、世界で最も注目される指揮者の一人と言われる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報