ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベルリン動物公園」の意味・わかりやすい解説
ベルリン動物公園
ベルリンどうぶつこうえん
Tierpark Berlin
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ドイツ・ベルリン市にある動物園。旧東ベルリン地域にある。第二次世界大戦後成立したドイツ民主共和国(旧東ドイツ)は、1949年早くも動物園を建設する計画をたて、旧東ベルリンの中央に位置するフリードリッヒ大王の旧王宮の庭園を動物園予定地として、ライプツィヒ動物園長ハインリヒ・ダーテを園長に迎え、動物園建設に着手し、1954年に開園した。総面積160ヘクタール、ヨーロッパを代表する動物園の一つで、飼育動物種の数も多い。ドイツの動物学者アルフレッド・ブレームを記念した総合的な動物舎であるブレームハウスが1965年に完成し、その後にもダーテハウスの完成をみている。1990年ドイツ統合に伴い、旧西ベルリン地区にあるベルリン動物園と合併し、名称は東ドイツ時代のままだが、共通の法人組織により動物園の運営がなされており、新しい施設も建設されている。
[齋藤 勝]
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