山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
ベートマン・ホルヴェーク
Theobald von Bethmann Hollweg
1856~1921
ドイツ帝国の政治家。1909年ビューローのあとを継いで宰相(在任1909~17)となる。保守的な立場から内政改革,イギリスとの和解の必要性を認めたが不徹底で,保守派またティルピッツの反対にあい,内外の対立はさらに激化した。14年イギリスの中立を信じてロシア,フランスに宣戦し,第一次世界大戦に突入した。しかし17年軍部に失脚させられた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報