日本大百科全書(ニッポニカ) 「ペタリン・ジャヤ」の意味・わかりやすい解説 ペタリン・ジャヤぺたりんじゃやPetaling Jaya マレーシア、マレー半島中西部セランゴール州中部のニュータウン。首都クアラ・ルンプールの南西8キロメートルに位置する。人口43万8084(2000)。クアラ・ルンプールの人口急増に対応するため、錫(すず)鉱採掘の跡地に1951年から造成され、政府機関、学校、病院、住宅などを整備、一画に工業団地を建設した。外資誘致による醸造、アルミニウム精錬、タイヤ製造などの各種工場がある。[別技篤彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ペタリン・ジャヤ」の意味・わかりやすい解説 ペタリンジャヤPetaling Jaya マレーシア,マレー半島南西部,セランゴール州にある新興の工業・住宅都市。クアラルンプール南西 11kmにある。 1950年マラヤ共産党から住民を隔離するために建設されたが,50年代後半,工業団地に指定されて急速に発展。同国で最も計画的につくられた近代都市となった。人口 20万 7805 (1980) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報