ホイスマンス(その他表記)Huysmans, Cornelius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホイスマンス」の意味・わかりやすい解説

ホイスマンス
Huysmans, Cornelius

[生]1648. アントウェルペン
[没]1727.6.1. メヘレン
17世紀に活躍したフランドル画家。アントウェルペンの画家組合に登録されている。 J.B.ホイスマンスの兄。 N.プーサンローマ風ルーベンス派の影響を受けた2人の師につき,イタリアとフランドルの風景背景両者画風を混合した作風を特徴とした。最初メヘレンで制作したが,1706~17年はアントウェルペンで活躍。その後メヘレンに戻り死亡

ホイスマンス
Huysmans, Jacob

[生]1636. アントウェルペン
[没]1696. ロンドン
17世紀に活躍したフランドルの画家。アントウェルペンの画家組合に登録されている。チャールズ2世治下末期のロンドンで肖像画家として知られ,同地で死亡。主要作品は『ブラガンサのキャサリン女王像』。

ホイスマンス
Huysmans, Jan Baptist

[生]1654. アントウェルペン
[没]1716.7.14. アントウェルペン
17世紀に活躍したフランドルの画家。アントウェルペンの画家組合に登録されている。 C.ホイスマンスの弟。アントウェルペンで風景画を描いた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android