ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホイスマンス」の意味・わかりやすい解説
ホイスマンス
Huysmans, Cornelius
[没]1727.6.1. メヘレン
17世紀に活躍したフランドルの画家。アントウェルペンの画家組合に登録されている。 J.B.ホイスマンスの兄。 N.プーサンのローマ風とルーベンス派の影響を受けた2人の師につき,イタリアとフランドルの風景を背景に両者の画風を混合した作風を特徴とした。最初メヘレンで制作したが,1706~17年はアントウェルペンで活躍。その後メヘレンに戻り死亡。
ホイスマンス
Huysmans, Jacob
[没]1696. ロンドン
17世紀に活躍したフランドルの画家。アントウェルペンの画家組合に登録されている。チャールズ2世治下末期のロンドンで肖像画家として知られ,同地で死亡。主要作品は『ブラガンサのキャサリン女王像』。
ホイスマンス
Huysmans, Jan Baptist
[没]1716.7.14. アントウェルペン
17世紀に活躍したフランドルの画家。アントウェルペンの画家組合に登録されている。 C.ホイスマンスの弟。アントウェルペンで風景画を描いた。
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