ホイーリング(読み)ほいーりんぐ(その他表記)Wheeling

デジタル大辞泉 「ホイーリング」の意味・読み・例文・類語

ホイーリング(Wheeling)

米国ウエストバージニア州北の都市オハイオ川沿いに位置する。ピッツバーグに近く、河港をもち、かつて製鉄業で栄えた。19世紀半ばに建造された吊り橋が有名。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ホイーリング」の意味・わかりやすい解説

ホイーリング
ほいーりんぐ
Wheeling

アメリカ合衆国、ウェスト・バージニア州北部の商工業都市。人口3万1419(2000)。オハイオ川に面して位置する。周辺は石炭天然ガス産地で、鉄鋼業が重要な産業である。そのほかにも化学製品陶器ガラスプラスチック、たばこ、衣類などの工業が発達している。1769年に植民者が定住し、74年にフィンキャッスル砦(とりで)が建設された。1863年にウェスト・バージニア州の最初州都となった。

[菅野峰明]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホイーリング」の意味・わかりやすい解説

ホイーリング
Wheeling

アメリカ合衆国,ウェストバージニア州北部,オハイオ川に沿う工業都市。ヘンリー砦のあったところで,1782年アメリカ独立戦争最後の戦場となった。 1852年ボルティモア・オハイオ鉄道が通じてから発展。 63~70年,75~85年に同州の州都。鉄鋼,石炭,ガス,ガラス,タバコ,陶器,織物工業を主とする。人口3万 4882 (1990) 。

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