ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホーンパイプ」の意味・わかりやすい解説 ホーンパイプhornpipe 音楽用語。 (1) 楽器の一種。角のような形のシングル・リードの木管楽器。中世ヨーロッパで使われたほか,現在も民俗楽器として残る。 (2) 15世紀以後スコットランドやウェールズで行われた4分の4拍子の比較的ゆっくりした舞踊。水夫の踊りを模倣したもので,木靴で踊ることが多い。 (3) 上記の舞曲を様式化した2分の3拍子の楽曲。ヘンデルの『水上の音楽』などに現れる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「ホーンパイプ」の意味・わかりやすい解説 ホーンパイプ 英国の舞踏の一種。祭の儀式の踊りであったが,16世紀ころから流行。パーセルのオペラなどに用例がある。その名の由来となったのは〈角でできたパイプ〉の意の民俗楽器。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by