ポーティアス暴動(読み)ポーティアスぼうどう(その他表記)Porteous Riots

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポーティアス暴動」の意味・わかりやすい解説

ポーティアス暴動
ポーティアスぼうどう
Porteous Riots

1763年スコットランドのエディンバラで起った暴動密輸が発覚して投獄されていたウィルソンという男が,友人の脱獄を助けた義侠心のため民衆同情を得た。そのためウィルソンの処刑日には大勢の市民が押しかけ,救出を恐れた警備隊長ジョン・ポーティアスは,部下に民衆への発砲を命じ,死傷者を出した。ポーティアスは裁判にかけられ死刑を宣告されたが,国王の命令で執行延期になった。これに憤った市民たちは,9月8日暴動を起し,刑務所を襲って彼を絞首したが,エディンバラ市に 2000ポンドの罰金が課せられただけで,犯人は追及されなかった。 W.スコットの小説『ミドロージアンの心臓』に取上げられている。

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