マグウェ(読み)まぐうぇ(英語表記)Magwe

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マグウェ」の意味・わかりやすい解説

マグウェ
まぐうぇ
Magwe

ミャンマービルマ中部のマグウェ管区の中心都市。イラワディ川中流左岸にある。人口8万4600(2003推計)。中部ビルマ乾燥地帯南縁にあり、ペグー山脈から西流しイラワディ川に注ぐイン川下流の灌漑(かんがい)農業地域を後背地とする。米、トウモロコシゴマ、豆類、綿花の取引が行われる。河港があり、道路が北のエナンジャウンと東のタウンドゥンギーに通じる。エナンジャウンや対岸のミンブーは原油採掘で有名。

[酒井敏明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マグウェ」の意味・わかりやすい解説

マグウェ
Magwe

ミャンマー中西部,マグウェ管区の行政中心地。エイヤーワディ川東岸に位置し,対岸のミンブーとともに内陸水運の重要河港。付近で生産されるナンキンマメ,ゴマ,綿花などの集積地で,搾油工場,製材工場などがある。人口1万 3970 (1983) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報