現代外国人名録2016 の解説
マグダレーナ アバカノヴィッチ
Magdalena Abakanowicz
- 職業・肩書
- 彫刻家
- 国籍
- ポーランド
- 生年月日
- 1930年6月20日
- 出生地
- ワルシャワ郊外ファレンティ
- 学歴
- ワルシャワ芸術大学
- 資格
- 米国芸術文学アカデミー会員〔1996年〕
- 勲章褒章
- フランス芸術文化勲章オフィシエ章〔1999年〕
- 受賞
- サン・パウロ国際ビエンナーレ金賞(第8回)〔1965年〕,ゴットフリート・フォン・ヘルダー賞〔1979年〕,Alfred Jurzykowski Prize〔1982年〕,レオナルド・ダ・ヴィンチ国際芸術大賞〔1997年〕,ライフタイム・アチーブメント・アワード(国際彫刻センター)〔2005年〕
- 経歴
- 1950〜55年東欧の動乱期の頃、ワルシャワ芸術大学で彫刻と絵画を学ぶ。’80年ベネチア・ビエンナーレに布のオブジェ「エンブリオ(胎生)」を出品し、全欧美術界を席捲。以来新しい素材により常に未曽有の作品を生み出しては美術界に衝撃を与えている。’81年パリ近代美術館で大回顧展。’82〜84年北米で大回顧展。’88年ブダペストの国立展示館で個展を開催。’91年11月パリの副都心「ラ・デファンス地区再開発のための提案」を発表、彫刻の住宅郡を都心に出現させるという画期的な都市建設を提案した。近年は数多くの野外彫刻を制作し、2006年11月シカゴのグラント・パークに106体の彫刻からなる「アゴラ」を設置。他の作品に「エンブリオ」「トランクス」「戦闘ゲーム」「ドラゴン・ヘッド」「智者の頭」など1979〜90年ポズナニ芸術大学教授。’76年初来日。2007年東京で個展開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報