旺文社世界史事典 三訂版 「マックス=ヴェーバー」の解説
マックス=ヴェーバー
Max Weber
ドイツの社会学者・経済史家
ハイデルベルク大学・ベルリン大学で歴史学・法学・経済学を学び,ベルリン大学助教授からハイデルベルク大学教授を歴任。退官後,『社会科学・社会政策雑誌』を刊行し,マルクス主義と対決しつつ,社会科学方法論をはじめとして経済学・経済史学・社会学など,広汎な分野に独創的な理論を展開,特に「没価値論」と「理念型」を強調した。第一次世界大戦後,ミュンヘン大学で経済史を講義し,同地で死去。主著は『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』『経済と社会』『職業としての学問』など。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報