マヘーンドラバルマン1世(その他表記)Mahēndravarman Ⅰ

改訂新版 世界大百科事典 の解説

マヘーンドラバルマン[1世]
Mahēndravarman Ⅰ
生没年:?-625

南インドのパッラバ朝の王。在位600-625年。政治芸術,文学の多面で活躍した。クリシュナー川流域まで支配を広げ王朝権力を強めたが,新興勢力のチャールキヤ朝とぶつかり,その後の両朝の長い抗争の契機をつくった。彼はジャイナ教徒であったが,聖人アッパルの影響によってヒンドゥー教シバ派に改宗した。パッラバ朝の建築様式を代表するマハーバリプラム石窟がこの王の時代に造営された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む