マルエツ

百科事典マイペディア 「マルエツ」の意味・わかりやすい解説

マルエツ[株]【マルエツ】

食品スーパー業界の大手企業。ダイエーグループに属し,東京,埼玉千葉神奈川の首都圏4都県を中心に店舗を展開してきたが,ダイエーの経営難を受けて丸紅筆頭株主に。2007年にはイオンが第2位株主となり,イオングループ色が濃くなっている。1945年高橋悦造が魚悦商店を開業。1970年丸悦ストアーとして設立。1974年現社名変更。1978年に千葉県地盤のプリマート,1981年に神奈川・東京地盤のサンコーをそれぞれ合併して,首都圏最大の食品スーパーとなった。本社東京。店舗数263(2011年2月)。2011年資本金375億円,2011年2月期売上高3322億円。売上構成(%)は,小売99,不動産1。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マルエツ」の意味・わかりやすい解説

マルエツ

食品主体のスーパー・チェーンストア最大手。関東地方を地盤とする。1943年登記上の設立。1945年に埼玉県浦和市(現さいたま市)で魚悦商店を開き,魚の販売を始める。1952年に有限会社改組,1959年に丸悦ストアーと改称。1970年に株式会社に改組,1974年に現社名となる。1978年に千葉県を基盤とするプリマートを合併,1981年に神奈川県,東京都を地盤とするサンコーを合併し,ダイエーグループに入る。2013年イオン傘下に入る。2015年カスミ,マックスバリュ関東と経営統合して,持株会社ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスを設立し,子会社となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「マルエツ」の解説

マルエツ

正式社名「株式会社マルエツ」。英文社名「The Maruetsu, Inc.」。小売業。昭和27年(1952)「有限会社魚悦商店」設立。同34年(1959)「有限会社丸悦ストアー」に改称。同45年(1970)株式会社化。同49年(1974)現在の社名に変更。本社は東京都豊島区東池袋。スーパーマーケット。首都圏地盤。イオン提携東京証券取引所第1部上場。証券コード8178。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

デジタル大辞泉プラス 「マルエツ」の解説

マルエツ

株式会社マルエツが展開するスーパーマーケットのチェーン。主な出店地域は関東地方。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android