ミクリチ=ラデツキ(その他表記)Mikulicz-Radecki, Johann von

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミクリチ=ラデツキ」の意味・わかりやすい解説

ミクリチ=ラデツキ
Mikulicz-Radecki, Johann von

[生]1850.5.16. チェルノフツィ
[没]1905.6.4. ブレスラウ(現ポーランドウロツワフ
ポーランドの外科医。1875年ウィーン大学で学位を得て,腹部外科の創始者 T.ビルロート助手となり,多くの手術法を創案するほか,T.リスターの消毒法の普及に尽力した。1882年クラクフ,1887年ケーニヒスベルク,1890年ブレスラウ各大学の外科学教授を歴任。ミクリチ=ラデツキの記述した病気,発明した外科術式や器具にその名を冠したものが多い。食道鏡胃鏡を改良し,手術マスク着用の最初の人といわれる。甲状腺腫,癌,麻酔法,殺菌法などの研究で業績が多い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む