20世紀西洋人名事典 「ミハエルチェーホフ」の解説
ミハエル チェーホフ
Mikhail Aleksandrovich Chekhov
1891.8 - 1955.9.30
ソ連の俳優,劇作家。
作家A.P.チェーホフの甥である。1913年にモスクワ芸術座に入団し、スタニスラフスキーの指導のもとに、1917年「12夜」のマリボリオ、’21年に「検察官」のフレスタコフ、’24年に「ハムレット」等で名演技を見せた。モスクワ芸術座第1、第2研究所の創立に尽力した。’28年社会主義体制への反感から亡命し、ヨーロッパや米国で舞台、映画に出演し、晩年は俳優の養成の仕事をした。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報