最新 世界スポーツ人名事典 「ミヒャエルバラック」の解説
ミヒャエル バラック
Michael Ballack
サッカー
生年月日:1976年9月26日
国籍:ドイツ
出生地:ザクセン州ケムニッツ
経歴:6歳からサッカーを始め、東ドイツで共産圏の英才教育を受け才能を伸ばす。18歳で旧東ドイツのケムニッツFCとプロ契約。1997年旧西ドイツのカイザースラウテルンへ移籍、リーグ1部昇格とリーグ優勝に貢献。’99年レバークーゼンに移り、2002年欧州チャンピオンズリーグ(欧州CL)、ブンデスリーガ、ドイツ杯全て準優勝。同年W杯後バイエルンに移籍。2003年、2005年、2006年リーグ優勝。同年のW杯後、イングランドのチェルシーに移籍し、2008年欧州CL準優勝。2010年シーズン、リーグ優勝。契約満了により、2011年シーズン、古巣レバークーゼンに復帰。この間、1998年9月ドイツ代表に初選出される。2002年W杯日韓共催大会では準決勝までの6試合全てにフル出場し3得点を挙げるが、決勝は累積警告で出場できなかった(ドイツは決勝でブラジルに敗れ準優勝)。2004年UEFA欧州選手権(EURO2004)代表。同年夏にユルゲン・クリンスマンが代表監督に就任すると主将に指名され、2006年自国開催のW杯で3位に貢献。2008年UEFA欧州選手権(EURO2008)準優勝に貢献。2010年のW杯南アフリカ大会は負傷により出場を断念した。2012年シーズン終了後、レバークーゼンとの契約が満了し、同年10月現役引退を表明。本来はMFだが、リベロ、DF、サイドのFWとしてもプレーできるオールラウンダーとして活躍した。ドイツ代表戦通算98試合42得点。国内タイトルは多数獲得したが、2002年のW杯、2002年、2008年の欧州CL、2008年のEURO2008はいずれも準優勝で、ビッグタイトルでは“シルバーコレクター”だった。ニックネームは“小さな皇帝”。現役時代は189センチ、80キロ。利き足は右。
出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報