デジタル大辞泉 「ミラーアップ」の意味・読み・例文・類語 ミラー‐アップ 《mirror lock-upから》一眼レフカメラの機能の一。ミラー(反射鏡)が上がること。特に、シャッターを切る瞬間に生じる、カメラ内のミラー作動による振動を防ぐために、あらかじめミラーを上方に固定すること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
カメラマン写真用語辞典 「ミラーアップ」の解説 ミラーアップ 一眼レフカメラでは、シャッターを切るとミラーは瞬間的に跳ね上がって、そして元の位置(45度位置)に戻るクィックリターンになっている。このとき、ミラーの動作にともなう振動がマクロ撮影などではブレとなって写真に残ってしまうことがある。これを防ぐために、ミラーをあらかじめ上方に固定しておくのがミラーアップである。 なお、もともとミラーアップは、バックフォーカスの短い広角レンズを一眼レフカメラに装着する場合、レンズ後部がミラーにぶつかってしまうのを避けるために、ミラーを上げてから装着して撮影したことがルーツとなっている(ファインダーは外付けを使用した)。広角レンズが レトロフォーカス タイプになってミラーアップは不必要になったが、ミラーブレ防止として復活したわけである。 出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報