日本大百科全書(ニッポニカ) 「ミートローフ」の意味・わかりやすい解説 ミートローフみーとろーふmeat loaf ひき肉をローフ形にまとめて焼いた肉料理。食パンの焼き型をローフといい、このような形に肉を形づくって焼くのでミートローフという。ハンバーグの生地(きじ)をローフ形につくり、表面上にベーコンを3、4枚並べて焼くと、ベーコンの脂肪分が肉に溶け込み、味も香りもよくなる。焼き方は、熱した天火の中段に入れて、中火で30~40分ぐらい焼く。焼き上がりを試すには、肉の真ん中を押して弾力性があり、串(くし)を中心まで刺してみて、澄んだ汁が出ると焼けている。大皿にミートローフを盛り、好みの野菜を付け合わせる。食卓で切り分けて供する。[小林文子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例