メンタワイ諸島(読み)メンタワイショトウ(その他表記)Kepulauan Mentawai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メンタワイ諸島」の意味・わかりやすい解説

メンタワイ諸島
メンタワイしょとう
Kepulauan Mentawai

インドネシア,スマトラ島南部のインド洋岸沖合いに連なる諸島スマトラバラット州に属する。約 70の島から成り,シブルト島,シポラ島,パゲイウタラ島,パゲイスラタン島が比較的大きい。低い山地の間に小平野が散在し,全体に森林におおわれる。いずれも火山性で,しばしば地震に襲われる。周辺に暗礁が多く波が荒いため孤立しており,住民はプロト・マレー系で,内陸河岸などに小集落をつくって,農業や狩猟採集に従事。主食タロイモ,ヤムイモ,サゴデンプン,米で,ほかにコプラを産する。少数の中国人とスマトラ人が海岸部に住む。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む