インドネシア西部、スマトラ島西岸沿いにムンタワイ海峡を隔てて北西から南東に連なる諸島。シベルート、シポラ、ウタラ、セラタンの四大島を中心に約125の島々からなる。面積6100平方キロメートル。全諸島、火山性の地形をなし、周囲にはサンゴ礁が発達する。地質的には新生代第三紀の地層からなる。南西モンスーンが強く、スマトラ島本土との往来が小舟では不可能なため、近年動力船が就航するようになるまで、スマトラ島から隔絶されていた。このことは、ムンタワイ諸島の文化、宗教、言語などがスマトラ島とは大いに異なることからも理解できる。住民はポリネシア系のムンタワイ人で、主として杭上(こうじょう)家屋に居住する。主食はタロイモ、バナナなどであるが、交通機関の発達によって米の移入が容易になり、その消費が増大している。産業は果樹、タバコなどの栽培と漁業である。諸島の中心地はシベルート島南東部のムアラシベルート。行政上は西スマトラ州に属する。
[上野福男]
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...