モンビン(読み)もんびん(その他表記)mombin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「モンビン」の意味・わかりやすい解説

モンビン
もんびん
mombin
[学] Spondias mombin L.

ウルシ科(APG分類:ウルシ科)の果樹。熱帯アメリカ原産。高さ十数メートル。葉は十数枚の小葉からなる奇数複葉で長さ約25センチメートル。小葉は卵状披針(ひしん)形で長さ8~9センチメートル、先端はとがる。長さ20数センチメートルの円錐(えんすい)花序を頂生し、黄白色の小花を開く。果実は単生または2、3個が密生し、長さ4~5センチメートル。果形は卵形、球形、長円形、洋ナシ形など変異が多い。果面は粗く、濃赤色または濃黄色。果肉は微酸性で甘酸っぱく、ジャム、ゼリーの原料とする。種子は長さ1.5~2センチメートル。本種に近いコガネモンビンS. lutea L.も同様に利用される。

[飯塚宗夫 2020年9月17日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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