ユスティヌス(読み)ゆすてぃぬす(その他表記)Justinus Ⅰ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ユスティヌス」の意味・わかりやすい解説

ユスティヌス(1世)
ゆすてぃぬす
Justinus Ⅰ
(450ころ―527)

ビザンティン皇帝(在位518~527)。マケドニアの農家の出身で、首都コンスタンティノープルの近衛(このえ)軍に入隊。アナスタシウス1世の下で同軍の司令官に昇進し、同帝没後は老齢で皇帝に推された。彼は、正統・異端論争に決着をつけるべく敢然と単性説を否定、ローマ教皇との34年間に及ぶアカキオスの分裂事件に終止符を打った(518)。対外的には、南アラビアのアビシニア王国にもキリスト教伝道を促進させた。甥(おい)のペトルス・サバティウス(後のユスティニアヌス1世)を養子に迎え、高等教育を受けさせ、のちには執政官、共同皇帝にするなどして、教育のない自分にかわって政治の実務をとらせた。

[和田 廣]


ユスティヌス
ゆすてぃぬす

→ユスティノス

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

東日本大震災を受け2011年6月に成立した津波対策推進法で、故事「稲むらの火」にちなみ、11月5日と定めた。江戸時代の1854年11月5日(旧暦)、安政南海地震で大津波が発生。現在の和歌山県広川町で...

津波防災の日の用語解説を読む