20世紀西洋人名事典 「ヨアンニスプシハリス」の解説
ヨアンニス プシハリス
Gioannes Psychares
1854 - 1929
ギリシアの作家。
フランスで言語学を学び、純正語派と民衆派の争いである現代ギリシャの言語問題に、科学的方法を導入し、国語としての民衆語の正当性を多くの論文で主張した。1888年民衆語を用いた代表作「私の旅」を発表し、後世に多大な影響を与えた。作品は他に「ばらとりんご」(1902〜09年)等多数。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報