ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
ラテンアメリカ自由貿易連合
ラテンアメリカじゆうぼうえきれんごう
Latin American Free Trade Association; LAFTA
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1961年にラテンアメリカにおける自由貿易地域の実現を目的として発足。1981年改組され、ラテンアメリカ統合連合となった。
[編集部]
…EECに対抗して,イギリス,スウェーデン,デンマーク,オーストリア,ポルトガルは60年にヨーロッパ自由貿易連合(EFTA)を発足させたが,これは自由貿易地域にとどまるものであり関税同盟ではない。EECやEFTAに触発されて,それ以後,ラテン・アメリカ自由貿易連合(LAFTA),中米共同市場(CACM),アラブ共同市場(ACM),西アフリカ諸国経済共同体(ECWAS)等,世界各地に多くの経済統合が発足している。【倉田 一成】。…
…アメリカ合衆国はキューバ革命の拡大を阻止するために〈進歩のための同盟〉を打ち出して,この地域の諸国の社会構造の改革や経済発展や政治の民主化に積極的に乗り出した。また工業化を促進して経済の発展を図るために1960年代初めにはラテン・アメリカ自由貿易連合や中央アメリカ共同市場が創設された。60年代後半から70年代初めにかけて,この地域の広い範囲で軍事政権が出現したが,68年に登場したペルーの革命軍事政府のように,軍事政権が積極的に国内の構造改革を行うなど,一般的に保守の支柱とみなされてきた軍部からも変革のイニシアティブをとる動きが現れた。…
※「ラテンアメリカ自由貿易連合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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