デジタル大辞泉 「ラパルマ島」の意味・読み・例文・類語 ラ‐パルマ‐とう〔‐タウ〕【ラパルマ島】 《La Palma》大西洋、モロッコ沖にあるスペイン領カナリア諸島を構成する島の一。中心都市はサンタクルス‐デ‐ラ‐パルマ。島の中心部には直径10キロメートル、深さ1500メートルという世界最大級のカルデラがあり、国立公園に指定されている。北半球有数の天体観測施設が集まるロク‐デ‐ロスムチャチョス天文台がある。パルマ島。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラパルマ島」の意味・わかりやすい解説 ラパルマ島ラパルマとうIsla de La Palma アフリカ大陸北西岸沖,カナリア諸島西部の島。スペインの島嶼県サンタクルスデテネリフェ県に属し,同県の主島テネリフェ島の北西約 100kmに位置する。中央部に直径 10kmの大きな火口原をもつタブリエンテ山 (2423m) がそびえる火山島で,雨の多い北東斜面は森林におおわれ,深く開析されているが,近年噴出した溶岩流におおわれた西斜面などは裸地となっている。中心都市は東岸にあるサンタクルスデラパルマで,同島の主要港として,島に産するバナナ,トマト,タバコ,刺繍製品などを積出す。面積 728km2。人口7万 2665 (1981) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報