最新 地学事典 「ラマン顕微鏡」の解説
ラマンけんびきょう
ラマン顕微鏡
Raman microscope
レーザーを光源としてラマン分光を行い,微小領域の分子構造同定や物性などを評価するための装置。顕微ラマン分光装置とも。光学顕微鏡,励起レーザー光源,レーリー散乱光除去フィルター,回折格子(grating)や電荷結合素子(CCD)検出器などから構成されている。共焦点(コンフォーカル)光学系を採用することにより,深さ方向の分析が可能であり,光学的に透明な基質に包有されている物質の同定などにも利用される。レーザー光で試料面内を走査することにより試料の二次元もしくは三次元情報の画像化・可視化(ラマンイメージング)も可能。
執筆者:榎並 正樹
参照項目:ラマン分光法
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

