ラミントン国立公園(読み)ラミントンコクリツコウエン

デジタル大辞泉 「ラミントン国立公園」の意味・読み・例文・類語

ラミントン‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【ラミントン国立公園】

Lamington National Parkオーストラリア、クイーンズランド州南東部にある国立公園ゴールドコーストの西約80キロメートル、マクファーソン山地に位置する。1915年に指定ナンキョクブナをはじめとするゴンドワナ大陸由来の植生が残る。1994年に「オーストラリアのゴンドワナ多雨林群」の名称世界遺産自然遺産)に拡大登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界遺産情報 「ラミントン国立公園」の解説

ラミントン国立公園

ラミントン国立公園はサーファーズパラダイスから車で約1時間、ゴールドコーストの内陸部に位置しています。標高1,000mという世界で最も高い位置にある貴重な亜熱帯雨林で、世界遺産にも指定されました。亜熱帯雨林の保護区としてはオーストラリア国内で最大のもので、2万ヘクタールに及んでいます。公園内には500以上の滝や景観の素晴らしいスポットが多く点在し、170種類の植物、38種類の動物が生息しています。そのほとんどはこの地域にしか生息しないものです。ゴールドコーストからのオプショナルツアーがあります。

出典 KNT近畿日本ツーリスト(株)世界遺産情報について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android