20世紀西洋人名事典 「リイブラケット」の解説
リイ ブラケット
Leigh Brackett
1915 - 1978
米国の作家。
夫はSF作家エドモンド・ハミルトン。1940年代火星を舞台にした冒険小説を発表し、名声を得る。その後、中編「消滅した月」(’48年)、「金星の魔法使い」(’49年)を次々と発表し、「火星地下墓場の女王」(’49年)、「火星の暗黒のアマゾン」(’51年)は宇宙冒険物の雑誌プラネット・シリーズに掲載された。後年は「大いなる眠り」など主に脚本を手がけたが、晩年には「スターウォーズ/帝国の逆襲」の脚本でSF界に返り咲く。作品はほかに「長い明日」(’55年)、「文明の仮面をはぐ」(’55年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報