山川 世界史小辞典 改訂新版 「リオ協定」の解説
リオ協定(リオきょうてい)
Rio de Janeirs Treaty
1947年の米州相互援助条約。米州外相による40年のハバナ会議,45年のチャプルテペック会議での集団防衛決議を受けて,米州のいずれの国に対する侵略も集団的(制裁)措置をとりうることを骨子とする地域的集団安全保障条約である。その後,54年のカラカス会議で共産主義を集団的措置の対象となるとしたことから,キューバに対する除名・非難決議,禁輸措置などの根拠となった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報