20世紀西洋人名事典 の解説
リチャード オールディトン
Richard Aldington
1892.7 - 1962.7.26
英国の詩人,小説家。
ハンプシャー生まれ。
1913年雑誌「エゴイスト」の編集者となり、’15年に詩集「イメージス」(’15年)を出版する。妻のヒルダ・ドゥーリトルとともにイマジズム運動を推進した。第一次大戦後、戦争神経症にかかりながら書いた「戦争と恋」(’18年)、「欲望のイメージ」(’19年)などは’49年に「全詩集」としてまとめられた。また、大戦の経験を元にして憎悪を込めて書いた「英雄の死」(’29年)、「大佐の娘」(’31年)、D.H.ロレンスの伝記「アラビアのロレンス」などの著作を残している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報