20世紀西洋人名事典 「ルイスブルックス」の解説
ルイス ブルックス
Louise Brooks
1900 - 1985.8.8
米国の女優。
カンザス州ウィンチェスタ生まれ。
フローレンツ・ジーグフェルドに認められ、「ジーグフェルド・フォーリーズ」の踊り子となる。1925年「或る乞食の話」で映画デビュー。ボブヘアスタイルを売りものにフラッパーを型どおりに演じ続けた。その後、「百貨店」(’26年)、「夜会服」(’27年)などに出演。「人生の乞食」(’28年)で才能を認められ、代表作「パンドラの箱」(’29年)の娼婦ルル役で脚光を浴びる。その後、不遇の時代を過ごすが、’55年映画生誕60年記念展で写真が飾られ、再び脚光を浴びる。自伝「ハリウッドのルル」はベストセラーになる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報