日本大百科全書(ニッポニカ) 「ルゴフスコイ」の意味・わかりやすい解説 ルゴフスコイるごふすこいВладимир Александрович Луговской/Vladimir Aleksandrovich Lugovskoy(1901―1957) ソ連の詩人。1924年まで赤軍に勤務。処女詩集は国内戦の様相をうたう『極光』(1926)で、初期には構成派の影響を強く受けた。その後『ボリシェビキには荒野と春』(1933)、詩集『ヨーロッパ』(1932)・『生活』(1933)などでアジア、ヨーロッパ世界の独自な観察、自己の生活への思索を深めた。晩年の詩集に『青い春』(1958)がある。[草鹿外吉] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例