コンパス座(読み)こんぱすざ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コンパス座」の意味・わかりやすい解説

コンパス座
こんぱすざ

ケンタウルス座α(アルファ)星の近くにあり、日本から見ることのできない南半球の小星座。3等星のα星以下暗い星ばかりなので人目をひくこともない。18世紀のフランスの天文学者ラカイユが設定した新設星座の一つである。

[藤井 旭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンパス座」の意味・わかりやすい解説

コンパス座
コンパスざ
Circinus

1752年,N.ラカイユが新設した南天星座の一つ。概略位置は赤経 14時 50分,赤緯-63°で,6月末から7月初めの宵に南中するが,日本の本州からは見えない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報