20世紀西洋人名事典 の解説
ロジャー・H. セッションズ
Roger Huntington Sessions
1896.12.28 - 1985
米国の作曲家。
ブルックリン生まれ。
ハーバード大学、エール大学で学んだ後、スミス・カレッジで教鞭をとるかたわらブロッホに師事する。クリーブランド音楽院助手を経て、1926〜32年奨学生としてヨーロッパに留学。この間コープランドに協力し、現代音楽普及のための「コープランド・セッションズ演奏会」をニューヨークで開催。留学より帰国後はプリンストン大学、カルフォルニア大学などで教鞭をとり、アメリカ音楽の発展に貢献した。新古典主義から12音技法まで多様な様式を示し、主な作品にオペラ、交響曲、バイオリン協奏曲などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報