20世紀西洋人名事典 の解説
ロバート・M.B. ニコルズ
Robert Malise Bowyer Nichols
1893 - 1944
英国の劇作家,詩人。
オックスフォード大学で学び、第一次大戦中は砲兵として従軍、また情報省に勤務した事もある。1921年来日し24年まで東京大学で英文科講師を務める。「反時代的保守派」、「ロマン主義的リアリスト」と自ら称し、キーツ、ゲーテ、パスカル等を愛読。詩集に「熱意と忍耐」(1917年)、「オーレリア」(’20年)、「私はかく歌った」(’40年)等があり、他に戯曲「罪ある魂」(’22年)もある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報