愛読(読み)アイドク

デジタル大辞泉 「愛読」の意味・読み・例文・類語

あい‐どく【愛読】

[名](スル)特定のものを好んでよく読むこと。「鴎外の作品愛読する」「愛読書」
[類語]精読熟読味読閲読耽読読みふける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愛読」の意味・読み・例文・類語

あい‐どく【愛読】

  1. 〘 名詞 〙 ある特定の書物や、ある分野、ある作家の書物、ある雑誌などを好んで読むこと。
    1. [初出の実例]「一日一夜の急案拙作、只看官(ごけんぶつ)の愛読を願ふのみ」(出典人情本春色梅児誉美(1832‐33)四)
    2. [その他の文献]〔王建‐早秋過龍武李将軍書斎詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「愛読」の読み・字形・画数・意味

【愛読】あいどく

好んで読む。唐・王建〔早秋、竜武の李将軍の書斎を過(よぎ)る〕詩 就中(なかんづく)愛讀す雄の傳 功勳を立てんと欲して、如(し)かざるを

字通「愛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android