デジタル大辞泉 「ロペス岬」の意味・読み・例文・類語 ロペス‐みさき【ロペス岬】 《Cap Lopez》ガボン西部、ギニア湾に臨む岬。オゴウエ川の砂州の一部であり、沿岸を流れる海流により、北に伸びる。名称は、15世紀にこの岬に到達したポルトガルの航海家ロポ=ゴンサルベスに由来する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロペス岬」の意味・わかりやすい解説 ロペス岬ろぺすみさきCape Lopez アフリカ中西部、ガボンにある岬。同国中央部を西流しギニア湾に注ぐオゴウエ川がつくる分岐砂州の一つである。南から北へ流れる沿岸流のため、北の方へ突き出した形をしている。近くの島にフランス人が建設した都市ポール・ジャンティルは、周辺の熱帯雨林から伐(き)り出される木材の輸出港であったが、石油と天然ガスが発見されて以来急速に発展し、食品や化学などの工業の発達が著しい。[中村和郎] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例