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貧困戦争 ひんこんせんそうwar on poverty

世界大百科事典 第2版の解説

ひんこんせんそう【貧困戦争 war on poverty】

1960年代,世界で最も豊かな国アメリカにも貧困が多く存在し,しかもそれが地域的に集中していることがわかり(貧困の再発見),アメリカ国民に衝撃を与えた。この貧困地区を撲滅するためにケネディ大統領のもとで準備され,その暗殺の翌64年にジョンソン大統領によって宣言され実施された諸活動を〈貧困戦争〉と呼ぶ。具体的には同年の経済機会法に基づいて,地域活動Community Action Program(CAP)を打ち出し,経済機会局Office of Economic Opportunity(OEO)によってあらゆる人的・物的資源を動員し,特定のコミュニティに集中した貧困を,その根源から断ち切ろうというのである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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