わだつみのいろこの宮

デジタル大辞泉プラス 「わだつみのいろこの宮」の解説

わだつみのいろこの宮

日本画家青木繁絵画(1907)。明治後期に活躍し、放浪の後に夭逝した洋画家、青木繁の代表作一つ古事記海幸彦山幸彦題材とし、『海の幸』と並んで広く知られる。東京藝術大学大学美術館所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のわだつみのいろこの宮の言及

【青木繁】より

…詩人蒲原有明との交友もこの年にはじまり,その詩集に口絵,挿絵を描くが,ロマン主義の文学と絵画とのみごとな結合がそこに見られる。07年,自信作《わだつみのいろこの宮》を東京府勧業博覧会に出品,夏目漱石らの賞賛はあったものの,3等賞にとどまった。これを転機に悲劇的な晩期へとむかう。…

※「わだつみのいろこの宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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