20世紀西洋人名事典 「ワルターバーデ」の解説
ワルター バーデ
Walter Baade
1893.3.24 - 1960.6.25
ドイツの天文学者。
元・ゲッティンゲン大学教授。
シュレティングハウゼン(西ドイツ)生まれ。
教師の子として生まれ、ミュンスター、ゲッティンゲンの各大学で学び、1919年ゲッティンゲン大学より学位を取得。ハンブルク天文台を経て、’31年渡米。同年よりウィルソン山天文台に勤務、’43年ロサンゼルスの停電を利用してアンドロメダ銀河を詳細に観測。’48年よりパローマー天文台にも兼務し、’52年には銀河系外星雲の距離を従来の2倍に改正。’58年ドイツに帰国、翌’59年ゲッティンゲン大学のガウス名誉教授となり、’60年に死去。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報