アチェ[州](英語表記)Aceh

翻訳|Aceh

世界大百科事典 第2版の解説

アチェ[州]【Aceh】

インドネシア,スマトラ島北端の特別州。面積5万5392km2,人口386万(1995)。州都はバンダ・アチェ。主産業は水稲耕作で,輸出用に東部でゴム,中部でコーヒーを産する。古来,東西交通の要衝にあたり,同国で最も早くイスラムが定着した所で,マルコ・ポーロの《東方見聞録》などの資料により,東岸の小港市国サムドゥラ・パサイやペルラクで13世紀末に王や住民のイスラムへの改宗が確認される。16世紀以降,バンダ・アチェに拠るアチェ王国がコショウ貿易の隆盛を基に勢力を拡大,この地方を支配下に置いた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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