アッシュル・バニパル(その他表記)Aššur-banipal

山川 世界史小辞典 改訂新版 「アッシュル・バニパル」の解説

アッシュル・バニパル
Aššur-banipal

(在位前669/前668~前627)

アッシリア王。エジプト遠征中に没した父王エサルハドンのあとを継いで即位。エジプト,エラムを征服してアッシリアの最大版図を築いたが,一方で前652年に始まった,おそらく異母兄弟バビロニア王との戦いにより,国力は疲弊した。晩年彼が建設したニネヴェの王宮付属図書館には,のちのアッシリア学基礎となる貴重な文献が所蔵されていた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む