山川 世界史小辞典 改訂新版 「ニネヴェ」の解説
ニネヴェ
Nineveh
アッシリア帝国末期の首都。現在のクユンジク。ティグリス川東岸で,モスルの対岸に位置する。センナケリブはここに新王宮を造営。メディアと新バビロニアの連合軍に攻囲されて,前612年に陥落。19世紀のイギリス隊の発掘により,アッシュル・バニパルの宮殿跡から大図書館が出土。その資料(粘土板文書)によりアッシリア学の基礎が築かれた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報