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船王後墓誌 ふねのおうごぼし

世界大百科事典 第2版の解説

ふねのおうごぼし【船王後墓誌】

飛鳥時代の官人,船王後墓誌。船は〈ふな〉ともよむ。文中,668年に相当する〈戊辰年〉の年紀があり,現在までに発見されている墓誌の中では,最古の紀年を有する。文字は鍛造の銅板の表裏に刻まれている。江戸時代に現在の大阪府柏原市国分の松岡山から出土したと伝え,その後長く西琳寺に蔵されてきた。墓誌の正確な出土地点や,埋納状況についてはまったく不明であるが,王後の没年や埋葬年時からみて,墓誌の中では珍しく土葬に伴った例と考えられている。

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世界大百科事典内の船王後墓誌の言及

【船王後墓誌】より

…飛鳥時代の官人,船王後の墓誌。船は〈ふな〉ともよむ。文中,668年に相当する〈戊辰年〉の年紀があり,現在までに発見されている墓誌の中では,最古の紀年を有する。文字は鍛造の銅板の表裏に刻まれている。江戸時代に現在の大阪府柏原市国分の松岡山から出土したと伝え,その後長く西琳寺に蔵されてきた。墓誌の正確な出土地点や,埋納状況についてはまったく不明であるが,王後の没年や埋葬年時からみて,墓誌の中では珍しく土葬に伴った例と考えられている。…

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